4オケご紹介

川崎市民交響楽団 

川崎市民交響楽団(川響)は、戦後の傷がまだ残る1952年に創立し、今年(2022年)に創立70年を迎える川崎市最古参の市民オーケストラです。年に2~3回行ってきた定期演奏会は、2022年1月で194回となります。

長い歴史の中では1972年に川崎文化賞を受賞きっかけに始めたモーツァルトの交響曲全曲(41曲)演奏、喜歌劇「こうもり」の全幕上演などの実績を積んで参りました。ベートーベンの第九演奏会は、1963年の初演以来14回の自主公演を重ねたのち、1989年から川崎市教育委員会からの委託事業「かわさき市民第九コンサート」として、“市民のイベント”に育ちました。
川響は、勤労者のオケの伝統から、現在も平日月曜日の夜間を定例の練習日としています。65名の団員が、毎週月曜日の夜を楽しみに、川崎区の施設に集まっています。アマチュアオーケストラの基本は「お客様との心の通い合い」と考え、70年間変わらず、情熱あふれる温かい演奏会を目指して頑張っています。そんな川響ですが、最近は若い団員が増え、少し音が変わってきたという声をいただくようになりました。川響を応援いただく「川響友の会」が発足し、定期演奏会の都度、会員募集を行なっています。これからも「音楽のまち・かわさき」を実践すべく、励んでまいります。皆様の応援をよろしくお願い致します。

麻生フィルハーモニー管弦楽団

1983年の創立以来、麻生市民館と多摩市民館での年2回の定期演奏会、麻生音楽祭でのジャンルや形式にこだわらないファミリーコンサート、小学校やさまざまな施設での演奏、CATVへの出演など幅広い活動を行なってきました。そうした活動が評価され、1996年に「川崎文化賞」を受賞しました。 
今までに大野和士、小田野宏之、三石精一、山下一史といった著名な指揮者の先生方にご指導いただくばかりでなく、海野義雄、小川典子、高橋多佳子など世界的に活躍されているソリストと共演させていただきながら、研鑽を積んでまいりました。恵まれた環境と「音楽を楽しむ」ことへの貪欲な姿勢に惹かれて多くの団員が集まってきています。
今後も地域の皆様とともに発展を続けていきますので、あたたかいご声援をお願いします。

宮前フィルハーモニー交響楽団

宮前区在住の指揮者守谷弘先生が、ヨーロッパのどこの街でも住民がアマチュアオーケストラを楽しんでいる姿に感銘を受け、「自分の住む街にもオーケストラを」と呼びかけて1991年5月に14人で誕生しました。それから30年余り、年2回の定期演奏会は50回を超え、その他、ミューザ川崎での「かわさき市民第九コンサート」や「川崎市民交響楽祭」、那須町での水害復興のためのチャリティーコンサート、那須町第九コンサート、子どものための無料コンサート「音楽のおもちゃ箱」や「ポピュラーコンサート」と、活動を広げてきました。
素晴らしい指揮者、日本を代表するソリストと共演させていただく機会にも恵まれ、活動することの幸せをいつも感じています。練習は毎週日曜日の午前中。出席率が良く、1人ひとりが真剣に取り組んでいます。地域の皆さまに愛されるオケを目指して、これからも活動を続けてまいります。

高津市民オーケストラ

私ども高津市民オーケストラは1992年創立以来、高津区を中心に様々な職業、年齢層の仲間が集まり、地域に根差した音楽活動を続けてまいりました。
 年1回の定期演奏会では多くの皆様に毎回の成長の過程を見守っていただき、励ましの言葉をいただいております。
また高津市民館の「夕涼みファミリーコンサート」では子供たちにも楽しめる音楽物語を続け、おかげさまでこれも好評です。
毎週土曜日の練習、区民音楽祭やボランティア演奏から合宿、飲み会にいたるまで、仕事や家事の合間をぬって団員一同積極的に取り組んでいます。
これからもアマチュアらしい心のこもった音楽をお届けできればと念願しております。